診療内容
一般小児科
近年内科では「総合診療医」という言葉がよく使われます。専門外来が細かく分かれてしまった内科では、特定の部位や病気に限定せず全身の状態を総合的にみていく総合診療医はとても必要な診療科だと思います。ただこの総合診療医という言葉が広まるずっと以前から、小児科医は子供にとっての総合診療医でした。
小児科では新生児から高校生まで、体重でみるとそれこそ3kg弱から50kg超えまでの広い範囲が対象となります。子供の病気も大人と同様、その原因が特定の分野に限らず多岐にわたることも多く、全身を診ることができる総合診療医的な判断が重要なのです。
「鼻水が出ているから耳鼻科を受診しました。」、「湿疹もあり皮膚科もかかっています。」、「今日は熱がでたので小児科を受診しました。」というようなご家族の方も多く、どの診療科を受診していいのかわからないという質問や相談をよく受けます。
小児科医は小児期特有の疾患だけでなく、小児の成長や発達についても幅広く学んでいるため、お子さんに対して総合的な判断・対応を行うことができます。必要に応じて、他科への紹介や、2次、3次の病院への紹介も行います。
ですから、高校生以下の年齢である場合、お子さんのことで受診を悩まれた際は、まずは小児科クリニックへの受診をおすすめします。小児科は<子供の悩みの総合相談窓口>です。何でもお気軽に相談してください。

追記:何歳までが小児科なの?という質問もよく受けます。明確な決まりはなく、これまで一般的な目安は15歳(中学3年生)までとされていますが、日本小児科学会では成人までとしています。
私個人的には中学生までは小児科、高校生はどちらを受診しても本人が行きやすいほうでいいし、それ以降は内科、というのがいいのかなと思っています。もちろん、お子さんを連れてきたお母さんの風邪を診る場合もありますし、お孫さんと時々いらっしゃるおばあさんの急性腸炎を診ることもあります。
小児科医が診る主な病気
急性感染症
発熱・咳・鼻水・咽頭痛・頭痛・下痢・嘔吐・発疹などの症状。小児科でもっとも多い症状。→ かぜ、気管支炎、溶連菌感染症、急性胃腸炎、手足口病など
アレルギー関連
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、レルギー性鼻炎、気管支喘息etc.
耳鼻の病気
鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎etc.
眼の病気
結膜炎、麦粒腫(ものもらい)etc.
皮膚の病気
湿疹、じんま疹、水いぼ etc.
消化器の病気
便秘、過敏性腸炎 etc.
その他の病気
起立性調節障害、etc.
事故
打撲、転落、やけど、誤飲 etc.
このように小児科は他の診療科にまたがった病気を診る機会が多いのです。まずは診察させていただき、必要があれば各専門のクリニックや、精査・入院治療のできる2次、3次の病院に紹介致します。
予防接種
県内全市町村の小児対象の全ての定期予防接種ができます。
またおたふくワクチンの任意接種や、定期接種時期から外れて行う自費接種も行っています。
予防接種の予約は前日までに電話での申込みが原則ですが、急ぎの場合は当日でもワクチン在庫があれば受け付けていますので電話でご相談ください。予防接種専用の時間帯は12:00からとなっていますが、希望があれば診療時間帯でも可能となっています。
受付電話098-873-3900
当院では、浦添市と連携し、母子モシステムの利用ができます。これにより予防接種の予診票を電子で提出することができますので、予防接種を受ける際はぜひご利用ください。
健診・診断書
浦添市では乳児前期(3~4ヶ月)、後期(9~10ヶ月)、1歳半、3歳の集団検診行っています。これらの健診では、小児科医師の診察だけでなく、保健師による育児指導や栄養士による栄養指導も受けることができますので、通知が来たらぜひ受けるようにしましょう。
その他の時期に追加で健診を受けたい場合は当院でも可能ですのでお電話で申し込んでください。
保育園入園時の診断書は当日直接受診でも発行できます。
