最新の感染症流行状況 第47週(11/17~11/23)

| インフルエンザ | 注意報発令中 | 微贈 |
今回はインフルエンザの情報のみの報告となります。
(他の疾患はあまり変化なく落ち着いていると思われる事と、現時点で公式の発表がまだないことが理由です)
インフルエンザは患者数やや増加で注意報は継続発令中。
先週でピークを過ぎて減少傾向になりこのまま下降していくのかと思われましたが、今週は微増でまだ先が見通せない状況です。
◎インフルエンザ(注意報発令中)
沖縄県のデータをみると、9月から増加し始め、10月に入って「注意報」の基準を超え、11月になっても依然増加であったが、第45週は増加が止まり、第46週(11/10〜16)にはわずかに減少している。このまま減少が続くのかと思われたが、今週(第47週(11/17〜23))になって再び微増となっている。
ここ1週間の当院外来のインフルエンザ患者数はやや落ち着いてきたかなという印象ですから、再度減少して収束に向かうのではないかと考えられますが今後数週間の動きを見ないとはっきりとは言えません。
今後このまま警報レベルまでいかないで注意報レベルで流行が収まる可能性も十分あります。そうなると、過去3年間の(警報レベルまで達した)インフルエンザ流行のパターンよりも早く立ち上がり、ピークは小さく、早く下降するといった、異なるパターンを示すことになります。

前回(第46週報で)報告したように、これは「サブクレードK」と呼ばれるインフルエンザの新しい変異株の影響ではないかということらしいです。 それから「隠れインフル」とマスコミで呼ばれるように軽症の患者さんが多いというのも今回のインフルエンザの特徴です。
軽症のため普通の風邪と思って感染を広めてします危険があるというわけです。(うつした本人は軽症でも、うつされた人は重症になる場合もあるわけですから)
ただ、「サブクレードK」=「隠れインフル」かどうかはまだはっきりしません。もし、「サブクレードK」という変異株が流行の主流なら、従来のインフルエンザよりも感染しやすいわけですから、本土での流行のように一気に警報レベルまで患者数が増えていくはずなのに、沖縄県の場合、現在までのところ、そこまでの流行はみられていません。(天候・気温などが影響しているのかもしれません)
いずれにしてもこれに関してはもう少し専門機関からの情報を追っていく必要があります。
インフルエンザの感染予防には「マスク」「換気」「手洗い」「予防接種」が有効です。
特に受験生の方は万全を期すためにも予防接種を受ける事をお薦めします。
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※数値・図表などは下記情報源の最新のデータからの引用です。統計データは集計のため1~2週間の遅れがあります。それらのデータに、直近1週間の実際の診療現場での個人的な感想を加えた形での報告ですのであくまでそのつもりで参考にして下さい。
※参考資料:感染症発生動向調査(沖縄県感染症情報センター、沖縄県南部保健所)、感染症データと医療・健康情報(NHK)
