はしかが急増中! MRワクチンは早めに 本土旅行の際は注意を

ここ数年、世界中で「はしか(麻疹)」が流行しています。日本でもインバウンド交流によって外国からはしかが「輸入」され、はしか患者が発生するという状況が近年繰り返されています。特に今年は下表のように2月、3月と患者が急増しています。

感染の広がり具合をみると、首都圏をはじめとした都市部中心に日本各地に点在した分布になっています。
今のところ(3/28現在)沖縄県でのはしかの報告はありませんが、観光産業が盛んな沖縄にいつ飛び火してもおかしくない状況となっています。(下図)
※追記:4/2に南部地区ではしか患者第1号が発生したとの報告がありました。

患者の年齢層をみてみると小児というよりは高校生以上から成人が中心になっており、行動範囲の広い成人の仕事や観光などの移動による感染が中心であることが示唆されます。(下図)

はしかの感染の広がりをおさえるためには地域集団の麻疹ワクチン(MRワクチン)の接種率95%以上が必要だといわれています。しかし、ここ数年の日本のMRワクチン接種率は下降傾向が続いており、2024年度では全国平均が91〜92%、特に沖縄県は82〜86%(全国最低値)という結果でした。このような状況でははしかの感染が拡大していく恐れがあり心配です。
とりあえずできることは、乳幼児の定期MRワクチンを早めに受けること、またウイルス感染対策をしっかり行うこと、本土に旅行予定の方や観光業界の方は特に注意する必要があります。
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